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アスベスト調査>報告書の最高評価いただきました!

6月とは思えない暑い日が続きますね。
現場でもヘルメットがあるだけで涼しいと感じるくらい、日差しが強いです。
 
 
 今回は、解体前のビル丸ごと、事前調査から報告書提出まで弊社に任せていただき、
お客様の解体費用が抑えられて、報告書についても最高のご評価をいただいたお話です。
 
 
 最初は現場ビルの平面図と仕上げ内容をいただき、仮の検体数で見積書と対応日数を回答させていただきました。

 
 現地調査当日、図面と弊社であらかじめ作成しておいた資料を見ながら、部屋ごとに建材を一つ一つ確認していきます。
 

 この場所とこの場所は同じ建材、あの建材とこの建材は同じでも色の変わり具合から、使用されている年代が違うな・・・
という具合に改修履歴が見えてきます。
 
 次に、現地調査の建材と場所を確認し、分析にまわす疑義建材をピックアップします。
改修履歴が書面で残っていて、2006年9月1日より後に全て交換されているとわかる場合は、分析建材から除外することが可能です。

 
 分析にまわす建材が多くなることも多々ありますが、今回お困りだったのは解体費用が莫大でその金額を抑えることができないかというもの。
分析にまわしてアスベストが含有しないとわかれば、解体費用も抑えられるのです。
 

 また、JIS A 1481-1で分析すれば、層分析が可能となるため、例えば外壁の一番外側の層にだけアスベストが含有しているとすれば、
先にアスベスト対策として1層目だけを除去すれば、2層目以降の外壁部分は通常の産業廃棄物として処分できる為、
分析数を減らしてアスベスト調査費を抑えて含有ありとみなしてしまうよりも、しっかり分析してアスベスト含有なしとする方が、解体工事としてかなり安くなるのです。

 
 さて、分析結果としてアスベスト含有はわずか数カ所でした。
年代にもよりますが、意外にアスベストを含有していない建材も多いのです。

 

 そしてすべての報告書をまとめて提出、内容をご報告させていただきましたところ、
「こんなに詳しい報告書をいただけるのですね」「今まで見てきた報告書と全然違う」との嬉しいお言葉をいただきました。

 
お客様に喜んでいただけのはありがたく、また頑張ろうと思えますね。

 皆様もまた機会がございましたら、是非一度、報告書の違いを見比べてみてくださいね。
 

 

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