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アスベスト調査:岡山出張/電気工事等の受注時に重要な確認事項

 今年2025年の立春は2月3日。
立春の前日が季節の変わり目で、「2月2日」が節分という見慣れない日にちでしたね。
 
とは言え、毎年 立春の後は寒さ厳しい時期でもあり、体調を崩さないよう気を付けましょう。
  
 写真は、岡山県の現場からの帰りに撮影したものです。
管理会社や担当会社の本社が大阪・京都・奈良等の近畿圏にあっても、実際に管理している現場が他府県にわたることも多いので、
アスベスト調査も幅広い地域で活動させていただいております。

 
 今回は、電気工事やその他工事を受注する前、重要な確認事項についてのお話です。
 
 今までは、例えば 電気工事の受注となると、電気工事関連だけの見積書を提出されていたかと思いますが、
これからは、アスベスト調査を誰が受け持つのかを必ず確認してから見積するようにしましょう。

 
 というのも、まだまだ工事に関連する全員にアスベスト調査の対応方法が知り渡っているかというと、知らない方々も多いのが現状で、
実際に知らずに今まで通り工事をしてしまっているケース、アスベスト調査は発注者様がやっているだろうなと勝手に思い込んでいるケース等あり、
いざ工事が始まってみると、発注者様等から「この工事前にアスベスト調査は当然やっているよね?」と責任の曖昧さで困っている工事会社様が数多く見受けられます。
(アスベスト調査をしていないと罰せられるのは、ご存じの通りです)

 
 これを回避するには、工事見積をする前にアスベスト調査はどこの会社が対応するのかを確認してから、
見積書を作成し、責任の所在を明文化しておくことです。

「アスベスト調査は ●●会社様にてご対応の場合のお見積りです。アスベスト調査対応を弊社でする場合は別途見積致します」
「アスベスト調査が必要な場合は、別途見積と致します。ご確認ください。」等の文言も備考に入れておきましょう。

 
 基本的には、マニュアルで発注者もしくは元請業者がアスベスト調査をするものとされていますが、
多岐にわたる工事で、アスベスト調査だけが浮いてしまっていることが多々あり、元請業者様の中でもうっかり抜けてしまう場合や
工事内容ごとに開口する場所が違うので、二次会社へお任せするケースでもこの確認を実際に工事に携わる皆様がすることで、
「アスベスト調査をしていない」「この工事にアスベスト調査の見積金額を入れなければいけない」と気付くことができるので、
受注金額を正しく計上でき、請求できないお金が発生することを防げ、お互いが助かります。
 

 反対にアスベスト調査についての確認を怠ると、
アスベスト調査の費用を見積に入れていないのに、「工事に入る前に当然アスベスト調査をしてるよね?」と言われてしまったり、
「アスベスト調査をしていないから工事ができない」「見積に入れていないからアスベスト調査分のお金を請求できない」等という事態を招いてしまうのです。

 解体工事・改修工事・リフォーム等とは、幅広い業種の方々が携わっていますので、
 壁・天井・床に穴をあける、少しでも建築物を壊す作業があったら、「アスベスト調査が必要!」 の意識をお忘れなく。

 

 
 一人で悩まずに、まずはご相談ください。
工事管理経験者が親身になって対応させていただきます。
アスベストだけでなく、電気工事や保有資格関連のアドバイスや対応も可能です。
 

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