京都)精華町 メタセコイア並木 / アスベスト調査・石綿(アスベスト)含有建材データベース
あっという間に12月に入ってしまいましたね。
まわりでも年末に向けての駆け込み工事が増えているのを感じます。
写真は弊社の事務所がある、けいはんなプラザ前 京都「精華大通り」のメタセコイア並木です。
寒暖差が大きくなってすっかり紅葉も終盤、こんがりした色合いになってきました。
道路は交通量があり、看板も多めなので、何も映り込まない写真を撮るのは難しいのですが、
お車などで道を通ると両側にメタセコイア並木を見て感じることができます。
お忙しい中にも美しい風景に触れて少しホッとしていただけますと幸いです。
さて、今回は国土交通省と経済産業省が公開している、石綿(アスベスト)含有建材データベースについてのお話です。
<データベース リンク>
↓
石綿(アスベスト)含有建材データベース
※まず初めてお使いになる方は、開いた画面で詳細を確認して同意(ボタンを押す)が必要です
この石綿(アスベスト)含有建材データベースには、使用されている建材にアスベストが含有しているデータが蓄積されています。
そのため、この中に該当するものがあれば、分析をしなくても「アスベスト石綿含あり」が確定できるものです。
※ただし、このデータベースはあくまで「アスベスト含有ありを証明するもの」であり、「含有なしの判定はできない」ので注意しましょう
例えば、石綿(アスベスト)含有建材データベースの画面で、「建材を検索する」の下の欄に、「天井」 と入れて検索した場合、
天井に使用されているアスベスト含有建材が一覧で表示されます。
<商品名・建材名・型番もしくは品番・メーカー名・製造時期・含有率・アスベストの種類・不燃材料認定>が表示され、
建材名には、PDFデータがあり、詳細な情報や写真等が掲載されていますので参考になるかと思います。
※間違えがないように、建築物石綿含有建材調査者の資格保有者でなければ、書面調査はできませんのでご注意を。
これからアスベスト含有ありの建材データは増えていくと思われますので、図面の内容と現物、品番等がわかるのであれば、
一度データベースを参考までに調べてみてはいかがでしょうか。
また、個人宅では「リフォームや工事をする、劣化などで壊れている、吹き付け石綿(レベル1)がある、
吹き付け石綿がひも状に風になびいている」等の緊急の状況であれば、アスベスト調査と対応が必要になってきますが、
変わらず生活する上で壊さないのであれば、調査・採取・分析・廃棄(石綿特殊産業廃棄物)の価格を考えると、様子見となるのではないかと思います。
(分析用の建材を採取する際には穴を開けたり、削ったりしますので、何か変化のあるタイミングをお薦めしております)
では、残り今年も1か月弱ですが、気を抜かずご安全に。