正確なアスベスト調査:見分けたい「石綿含有分析結果報告書」
今日は曇り空でしたが、昨日は花火のようにたくさんの飛行機雲が空に昇っていました。
お盆期間のフィナーレを飾る感じでしたね。
お盆休みの企業様等が多い中、弊社にお問い合わせやお仕事をいただきまして、ありがとうございました。
やはり働いている方々もたくさんいらっしゃいますね。お役に立てたことを嬉しく思います。
そんな中、少し気になる報告書を見かけたので、JIS A1481-1、JIS 1481-2 の
見分けたい正確な「石綿含有分析結果報告書」の内容について軽くお話したいと思います。
分析方法の中で、JIS A 1481-1(定性分析)を選択される方も多いのですが、わかりやすく言うと、
このJIS A 1481-1は、実体顕微鏡と偏光顕微鏡による分析であり、層ごとの分析ができる方法です
一方、JIS A 1481-2(定性分析)は、X線回析分析法と位相差分散顕微鏡を併用し
採取した建材の層を一緒にすりつぶして分析する方法の為、層分析は気にしなくて良い場合にアスベスト含有の有無を調べる方法です
誤解を恐れずに言えば、これをしっかり見分けることができ、報告書に間違った情報が入り混じっていないのであれば、
その分析結果報告書は正しいということがわかります。
※もちろん、石綿分析技術評価事業の評価がA・Bランク合格者等であること、
その氏名の記載があることも重要です
もちろん、実際にはもっと細かく緻密な内容がありますので、分析についてもっと詳しく知りたいと思われた方は、
厚生労働省ホームページ「石綿則に基づく事前調査のアスベスト分析マニュアル」をご覧ください
350ページもありますし、追加書類もたくさんありますけどね。
<弊社ホームページのお知らせ欄より、厚生労働省のリンクもありますので、よろしければご覧くださいませ>
読むのが大変だという方は、弊社にお問い合わせいただくのも大歓迎です。